3月1日は「防災用品点検の日」って知ってました?「備えるだけ」を卒業して年4回の「見直す習慣」を身につけよう!
「防災グッズは用意したけど、そのまま放置している…。」
そんな方は意外と多いのではないでしょうか?

備蓄食の賞味期限や懐中電灯の電池など、いざという時に使えないと困りますよね。
本日3月1日は「防災用品点検の日」 。
今日をきっかけに、防災グッズを点検してみませんか?
この記事では、「防災用品点検の日」の由来や点検を習慣化するコツを紹介します。
3月1日が「防災用品点検の日」の理由
「防災用品点検の日」は一般社団法人日本記念日協会により認定・登録されています。

なぜ3月1日なのでしょうか?
きっかけは、1923年9月1日に発生した関東大震災です。
1960年(昭和35年)に、その発生日が「防災の日」と定められ、9月1日を含む8月30日~9月5日の1週間が「防災週間」となりました。
この9月1日をはじめとして、季節の変わり目となる日(以下参照)に防災用品の点検を行おうと提唱されて始まったのが「防災用品点検の日」です。
- 3月1日:防災用品点検の日①
- 6月1日:防災用品点検の日②
- 9月1日:防災の日
- 12月1日:防災用品点検の日③

3月1日は、年に4回ある点検の日のうちの一つなんですね!
あなたの防災グッズは大丈夫?調査結果から見る現状
プレミアムウォーター株式会社が行った「防災に関する意識調査」によると、家庭で防災グッズを用意している人は 61.2% 。

けっこういますね!
もっと少ないと思ってました。
でも、防災グッズを点検したことがある人は 69.7% にとどまっていますね。
さらに、点検が面倒・大変だと感じる人は 69.9% も!

この気持ちはよく分かる!「備えるだけじゃダメ!」って分かってるけど、点検って大変ですよね…
点検が大変だと思うアイテムは…
- 非常食・保存食(81.6%)
- 飲料水(41.0%)

非常食や飲料水は賞味期限があるため、定期的な入れ替えが必要ですよね。

また、家庭で備えている飲料水の量にも課題がありました!
災害時に必要な 1日3L×最低3日分(9L)の飲料水を用意できている人は 25.3% にとどまっています。

水は用意したけど、1人あたり9Lも確保するのは、保存場所の兼ね合いもあって難しいですよね。
防災グッズの点検を習慣化する3つのコツ
被災してから「用意しておけば良かった」と後悔したくはないですよね!
実際、ゆる夫の被災体験を聞いてから、やっぱり準備や点検は大切だと感じています。

でも、防災グッズの点検は面倒で大変です。

そこで今回は、私が実践している防災グッズの点検を習慣化する3つのコツを紹介しますね。
- 点検日を習慣化
- ローリングストックを活用
- 防災グッズセットを購入
点検日を習慣化する
防災グッズの点検は年4回行うのが良いとされています。
3回ある「防災用品点検の日」や「防災の日」に設定するのが理想ですが…なかなか難しいですよね。
なので、先ずは年2回から始めてみませんか?

例えば、8月30日~9月5日の「防災週間」のどこかで1回実施し、半年後の防災用品点検の日(3月1日)を含む週で2回目を実施とか。
年末年始の大掃除の時についでに点検やゴールデンウィークなどの大型連休に点検でもよいと思いますよ。
家族やパートナーと予定と合わせて点検日を決めておくのも効果的ですね!
ローリングストックを活用する

備蓄食や飲料水の管理は、使いながら備蓄するローリングストックが便利ですよ。
使った分を買い足せば、点検の手間がグッと減ります!
防災グッズセットを購入する
防災グッズをひとつずつ準備するのは大変ですよね。

それをリスト化して管理するのはもっと大変!
だから私は、必要なアイテムがそろった防災グッズセットを買っています!

購入日から半年後と1年後を点検日に設定すれば、点検の習慣化も簡単ですね。
まとめ:「防災用品点検の日」に「備えるだけ」を卒業!
防災用品点検の日は、「備えるだけでなく、点検も忘れずに」という大切な日。
防災グッズは、使える状態を保つことが重要です。
今回紹介した習慣化のコツやローリングストックを取り入れて、防災用品点検を生活に取り入れていきましょう。

あなたの備えが、いざという時の安心につながります!