ゲームを楽しみながら防災意識を高める!?静岡県沼津市で防災設備を撮影対象とした「ピクトレ」の実証試験がスタート!

こんにちは!
防災初心者のゆる夫です。
「防災は大事だと分かっているけど、何をしたらいいのか分からない…」
「避難場所や防災設備の確認をしなきゃと思いつつ、つい後回しにしてしまう…」
こんな悩みを抱えている人は多いのではないでしょうか?

そんなあなたに朗報です!
電力インフラ点検ゲームの「PicTrée(ピクトレ)」で、地域の防災設備や避難場所を確認する実証試験が、静岡県沼津市で始まることが発表されました。
ピクトレは「防災アプリ」ではありません。
でも、このアプリを使えば、遊びながら防災意識を高めることができるかもしれません。
「ピクトレ」とは?
「ピクトレ」は、スマホの位置情報を利用した陣取り合戦&電力インフラ点検ゲームです。
プレイヤーはスマホを使って電柱の写真を撮影し、アプリ上でアップロード。
撮影した電柱が他のチームに制圧されていなければ、自分のチームのものとして認定されます。
そして、制圧した電柱を電線アイテムでつなげて、その長さを競うというルール。

とてもシンプルな仕組みですね。

ちなみに2025年2月1日(土)~4月27日(日)の期間は、アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』と特別コラボ中ですね!
ピクトレの運営企業は?
ピクトレを運営しているのは、シンガポールに本社を構えるDigital Entertainment Asset Pte.Ltd.(DEA)という会社です。
ゲームの力を活用して社会課題を解決する「PlayMining」というプラットフォームを展開していますね。
連携企業
ピクトレには東京電力グループ傘下の東京電力パワーグリッド株式会社(東電PG)や、東電PGと中部電力が共同で設立したGreenway Grid Global Pte.Ltd.(GGG)も関わっています。
ピクトレの特徴①:社会貢献ができる
ピクトレは東京電力と連携しているので、電柱の写真がアプリを通じて電力会社に共有されますよ!
東電はその写真を見て電柱設備の不具合の有無を確認することで、例えば、「鳥の巣がある」みたいな問題を早期に見つけることができます。
実際にXでは鳥の巣を発見したプレイヤーの投稿がありました!
カラスの巣、あるもんなんだなあ#ピクトレ pic.twitter.com/V6oA8LTQTi
— ちゃおめん (@ciaomeeeen1k) April 13, 2024

プレイヤーはゲームを楽しみながら社会貢献ができるんですね。
このような特徴からピクトレは、「ゲーム×社会課題解決」の事業事例として注目を集めています。
ピクトレの特徴②:報酬がもらえる
プレイヤーは報酬としてAmazonギフト券やDEAが発行する暗号資産ディープコイン(DEP)などを獲得することもできますよ!

プレーすることで「報酬」が得られるってすごいよね!
これまでゲームに関心がない人たちも、ゲームをやる動機になる仕組みが用意されています。
防災設備チェック機能が沼津シーズンで追加予定!
そんな「ピクトレ」が、防災対策に応用されることになりました。
静岡県沼津市を舞台にした「沼津シーズン3(2025年3月8日~4月27日)」で、防災設備や避難場所を撮影対象とした実証試験が始まる予定です。
電柱同様に、プレイヤーが実際にそれらを確認しながらゲームを楽しめる仕組みになっていて、遊んでいるうちに「あ、ここが避難場所なんだ!」 という気づきを得られるようになるでしょう。
「ゲームをしながら防災意識を高める」という仕組みは、普段防災に関心のない人にもピッタリ。
避難所や防災倉庫、消火栓などを見つけて撮影することで、地域の防災環境を自然と把握できる仕組みですね。
どうやって遊ぶの?

ピクトレの始め方はとてもシンプル!
- 公式サイトでアプリをダウンロード
- 開催地に行く
- ゲーム内で指定された電柱や防災設備・避難場所を探して歩く
- 見つけたらスマホで撮影し、アプリにアップロード
- 他のプレイヤーより早く撮影すれば「制圧」
- 制圧した電柱をつないで距離を競う
【まとめ】ピクトレで防災をもっと身近に!
「防災って難しそう…」と思っている方こそ、ぜひ「ピクトレ」を試してみてください!
これまで防災に関心がなかった人でも、ゲームを通じて自然と防災を学べる新しい試みです。

3月8日から始まるこの実証試験、実際にどんな効果が得られるのか、今から楽しみですね!
結果次第では、他の自治体でも同様の取り組みが始まるでしょう。
防災意識を楽しく高めたい方は、ぜひ「ピクトレ」の今後の展開に注目してみてください!