防災の備えに「水」の備蓄を始めよう!今日からできる簡単なきっかけづくりを紹介
災害時の備えとして「水を備蓄しなきゃ」と思っているけど、なかなか行動に移せていない…
そんな方は多いのではないでしょうか?

実は、災害時に必要な飲料水の量をしっかり備蓄できている家庭はわずか25.3%にとどまるという調査結果があります。
飲料水は災害時のライフラインのひとつ。
もしもの時に困らないためにも、水の備蓄は今から始めておくことが大切です。

この記事では、防災用の水の備蓄に踏み出せない方に向けて、備蓄のポイントやきっかけづくりの方法をわかりやすく解説しますね!
なぜ水の備蓄が必要なの?
災害時、電気やガスといったライフラインがストップすることは珍しくありません。

特に、水道が使えなくなった場合は、飲み水や調理用の水が確保できず、日常生活に大きな影響を与えます。
災害時に必要な水の量は1日1人あたり3Lが目安で、その内訳は飲用水として1L&飲用以外の調理用などで2Lです。
これを最低でも3日分(9L)用意しておくことが推奨されていますが…
手や体を洗ったり、トイレを流したり、洗濯や食器洗いなどに使う生活用水は含まれていません。
だから、できれば7日分(21L)を用意しておくのが理想的です。
備蓄できている人はたったの25.3%!

プレミアムウォーター株式会社が実施した「防災に関する意識調査」によると、1日3L×3日分の飲料水を備蓄できている人はたったの25.3%。
備蓄していない理由は次の通りでした。
- 備蓄しておく場所がない(45.2%)
- 何を用意すればいいのかわからない(31.4%)
- 用意するのが面倒(16.8%)
気持ちはよく分かります。
特に場所に関しては、悩みどころなかなか難しいですよね…

でもね、水の防災備蓄は、実はちょっとした工夫で始められるんですよ!
災害用の水を備蓄するきっかけづくり
「いざ備えよう!」と思っても、最初の一歩を踏み出せないのは当たり前。

そんな方におすすめのきっかけづくりの方法を3つご紹介しますね。
- ローリングストック
- 500 mLの備蓄水を箱買い
- ふるさと納税
備蓄用ではない水をローリングストックで備える
ローリングストックとは、普段使う食品や飲料水を少し多めに買っておき、使った分を買い足して常に一定量をストックする方法です。
ペットボトル飲料水を日常生活に取り入れて、使いながら備えることで、無理なく防災対策を始められますよ。
500 mLの備蓄水を箱買いする
「備蓄用の水を買うのは面倒…」という方には、500mLのペットボトルの箱買いがおすすめです。
2Lボトルだと一度に飲みきれなかったり、コップに移し替える手間がかかりますが、500mLなら直接飲めるので便利。

例えば、アサヒ飲料株式会社の「アサヒ おいしい水」天然水は、防災備蓄用(賞味期限は6年間)も販売されていますよ。

24本セットで12L分なので、1人分の3日分(9L)を満たせますね。

ちなみに、この商品は一般社団法人防災安全協会が認定する「防災・防疫推奨品カタログ」に掲載されていますよ!
ふるさと納税を利用する
ふるさと納税で、防災用備蓄水を返礼品に指定している自治体もありますよ!
例えば、大分県宇佐市ではスパーク株式会社の「5年保存水」が返礼品として用意されています。
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【ふるさと納税】5年保存水 非常災害備蓄用(計10L・5L×2本) 価格:6000円 |
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【ふるさと納税】5年保存水 非常災害備蓄用(計20L・5L×4本) 価格:10000円 |

寄付をしながら災害時の備えができるなんて一石二鳥ですね!

こちらの水も、防災安全協会の「防災・防疫推奨品カタログ」に載っています!
備蓄水の保管場所の工夫

防災用の水を備蓄していない理由第1位の「置く場所がない…」に関して、私のやり方をシェアしますね!
私は500mLの備蓄水を箱買いして、次のような場所に分散して保管してしています。
- ベッドの下
- クローゼットの隙間
- キッチンのシンク下
- 靴箱の空きスペース
普段使わない場所に少しずつ備蓄していけば、自然と準備が整います。
まとめ:「水」の備蓄を始めよう!
水の備蓄は、災害時の命を守る大切な備えです。
「備えなきゃ」と思っている今が始めるチャンス!
まずは500mLペットボトルの箱買いやローリングストックから始めてみませんか?

ふるさと納税を活用すれば、お得に備蓄水を準備することもできますね。
備えはちょっとずつ。
今日から水の備蓄を始めましょう!